木材になりたい

ミュージカルの感想と妄想と持論をひたすら垂れ流す

Sleep No More ネタバレ感想

 

前回紹介したスリープノーモアで私が見たシーンを紹介していきます。

時系列で書いていく予定ですが、いくつか順番が前後したり忘れているシーンもあるかもしれません。

※ネタバレ注意です。

できれば何のネタバレも見ずに体験したほうが楽しいと思うので、これから見る予定の方は読まないことをお勧めします。

参加した方が、こういうシーンもあったのねーと思ってもらえれば+備忘録目的で書いてます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エレベーターを降りて、役者さんを探してしばらく歩いた後、大きなホールで数名がテーブルについて食事を楽しんでいるシーンに遭遇。

そこに入ってくる血まみれの男と女

二人が各々端と端の席につき、席についている人達が血を流しながらお酒を飲み始める。

そしてテーブルの前で最初の血まみれの男女が乾杯し、そして全員がバラバラとその場を離れていく。

 

血まみれの男女がマクベスマクベス夫人では?

 

ということで、血まみれの男を追いかけることに。

 

血をふき取り衣服を着替えて、黒人の使用人と話をしている。

 

他の部屋に移動したかとおもうと、いきなり妊婦と取っ組み合いを始めるマクベス

しかもめっちゃ激しい。そして妊婦を思い切り壁に叩きつけ始める。

動かなくなる妊婦。し、死んだ?

この女性、マクダフの妻だったようですね。

 

3人の魔女に「あなたは王になる。」という予言をうけ、妻にそそのかされてダンカン王を殺し王になったマクベスは、「バンクフォーの子孫が王になる」という魔女の予言を恐れ罪を重ねていく。

(いろいろあって)マクダフの城を襲い妻と子を殺し、最終的にマクダフに殺される…とWikipediaで見た気がするので、妻殺しのシーンだったのでしょう。

 

そのまま走りさるマクベス。急いで追いかけるがかなり足が速くすぐに見失ってしまい、追いかけている人についていく形に。

すると、階段のあたりで上に行く人、下に行く人と二つにわかれる。

みんなマクベスを追いかけてたんじゃないの!?と混乱しつつ、勘で上を選び運よく正解。

今思うと、おそらく他のキャストが下にいったんじゃないかなーと。

もたもたしてるとおいて行かれることがわかったので、常に役者さんの周辺をうろつく作戦に変更。

 

ホテルのロビーのような所で女性達と話すマクベス

3人の女性は予言の魔女かな。予言を与えられるシーンなのかなと推測。

 

そのあと、バスルームとベッドのある部屋(自室?)で紙に書かれた文字を読むマクベス。そして(おそらく)マクベス夫人と争いだす。

 

そのままどこかに去るマクベス夫人。

 

森のような所で何かに怯えたように歩くマクベス

 

そしてそのままボールルームの2階へ向かい下を眺める。下ではマクベス夫人が男性と踊っている。

怒って(?)その場を離れ部屋に戻る。

寝室に戻ってくるマクベス夫人。ベッドに座り、妻がマクベスにせまる。

妻を避けるマクベス。そして再度二人は争いだす。

広い会場いっぱいで行われるアクロバティックなダンスに息をのむ。

マクベス夫人はしきりに「Do it!」と言っていた気がするので、王殺しをそそのかすシーンなのかなと予測。

 

そのあと、王の眠っている寝室に行くマクベス。少し遠くて見えづらかったけど、おそらく眠っている王の顔に何かを押し付けるマクベス。王は初めは身じろぎし抵抗するが段々動かなくなる。

そして、マクベスの両手が真っ赤に染まる。

 

そのまま部屋に戻るマクベス。服を脱ぎ、お風呂に入り血を洗い流す。

戻ってきたマクベス夫人も血を洗い流すのを手伝う。

そしてそのあとたしかベッドに入り眠ろうとしていたが、眠れないマクベスはふらふらと部屋の外に出ていく。

 

おそらくこの次に見たシーンが本当に忘れられない。

 

マクベスと3人の魔女(ふつうの女性、スキンヘッドの女性、狼のような獣の頭をかぶった全裸の男性)が部屋の中で激しくダンスをしているシーン。

部屋の照明がすごいスピードで点いたり消えたりして、まるでコマ送りのように見える中、魔女が血まみれの赤ん坊を取り上げたり、一人の魔女を高く持ち上げたりしているのが本当に異世界に迷い込んだように幻想的だった。

あまりに衝撃的な体験過ぎて、2巡目(正確には3巡目)もそのシーンを見てしまった。

2巡目の時は早めに場について待っていたので前の方で見れたのだけど、照明がついた瞬間に顔の数㎝ほど前に獣の頭をした男性の顔があって思わず悲鳴を上げてしまった。

 

 そしてマクベスは黒人の使用人と激しく争い彼を殺す。この時の男性二人の取っ組み合いを表現しているであろうアクロバティックなダンスもすごかった。

 

それから最初に見た食事会のシーンに戻る。

どの役者さんを追いかけていてもこのホールに集まる仕組みになっているようで、ホールの中にはこんなに観客がいたのかと驚いた。

 

1巡目(正確には2巡目)で運よくマクベスを追いかけることができたので、2巡目は脇役を追いかけようと思い館内をふらついているとマクダフの妻を発見。

彼女は自室に入りコートを脱ぐと、何かに怯えるように屋根裏のキリストの絵の前でお祈りをし始めた。

男性(おそらくマクダフ?)が入ってきて、マクダフの妻を優しく慰める。

2人は仲が良さそうに部屋に戻り、向かい合わせのソファーに座わる。

男性は妻をソファーごと引き寄せてキスをする。

 

ラ、ラブコメが繰り広げられている。

 

さっきまで血なまぐさい殺戮ばかりを見てきたのに、心温まる夫婦愛を見ている。

同じショーを見ているとはとても信じられない。

 

 

そのあと妊婦を見失ってふらふらしているとスキンヘッドの女性を発見。

スキンヘッドの女性は男性を誘惑したり黒人の使用人とキスをしたりと自由な感じで行動している。

 

そして1巡目で見たフラッシュのシーンを経て、次は獣の頭をかぶっていた全裸の男性についていくと男性はシャワー室に入りシャワーを浴び始めた。

室内は狭く、脱衣所の中に入れたのは私を含め3人くらい。

それ以外の人はドアの外からその状況を眺めている。

 

さっきは暗くて気付かなかったけれど、男性はガチで全裸だったので驚いた。

 

書き忘れたけどマクベスの妻もスキンヘッドの魔女も上半身裸になっていたし、後日勧めてくれた友人が男女が割とリアルに全裸で致しているシーンを見たといっていた。

その演出にOKが出るアメリカ本当にすごい。

 

話を戻そう。シャワーを浴びたあと、私の隣の客に男性はジェスチャーで『タオルをとれ』と指図する。

そのあと私を指さして、同じようにシャツを着せるようにジェスチャーをする。

運が良ければ役者さんと絡みショーに参加することもできるのもSleep No Moreの楽しいところ。

 

そのあとまた宴会のシーンに戻る。

そして、3回目の宴会のシーンは流れが違った。

私は3回目だからよいかと上の階からそのシーンを見たのだけど、できれば目の前で見たかったなと後悔。

どんな流れだったかは、あえて書かないこととします。